ベトナム移住のデメリット|生活環境で気になること
ベトナムに移住して、デメリットをご紹介します。ベトナムに移住を検討している方の参考になれば幸いです。
ベトナム移住で感じやすいデメリット
日本のものを揃えるにはお金がかかる
ベトナム製の商品は、日本の物価の半分以下で手に入るものも多く、気軽に購入できるのが魅力です。ただ、品質面では注意が必要です。壊れやすいものが多く、中には、破損や汚れがあるのに、そのまま陳列されている商品も珍しくありません。
近年は、無印良品、ユニクロ、業務スーパーなどの日系店舗がベトナムに進出し、日本の商品も以前より手に入りやすくなりました。実際に、私も次のような商品を日系スーパーで購入しています。
- アルコール入りウェットティッシュ
- 普段使いの衣類
- コットンパフ
- 女性用の生理用ナプキン
- スリッパ
ただし、日本の商品は現地製に比べて割高です。日本品質にこだわる場合は、日用品を日本から持参するか、現地での購入費用を見込んで、移住資金に余裕を持たせておくことをおすすめします。
対策方法
- こだわりのある日本の商品は、日本から持っていく
- 現地で何が売られているか、事前にリサーチしておく
- 日本製品を現地で揃える場合は、資金に余裕を持っておく
日本語も英語も通じないお店が多い
日本語に対応しているお店はごくわずかです。日本語が少し通じるお店もありますが、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」といった簡単な挨拶か、店のマニュアルにあるメニューの範囲にとどまります。
英語も、思ったほど通じません。「海外で暮らしながら英語力も伸ばしたい」と考えている方には残念ですが、英語が通じるお店はまだ少なく、観光地以外のローカルエリアではほとんど通じないと思っておいたほうがいいでしょう。英語が通じる場合でも、ベトナム語特有の発音の英語は聞き慣れず、聞き取れない場面が度々ありました。
英語に苦手意識がある方も、観光で使う程度の英語は覚えておくと安心です。
おすすめは、翻訳アプリを入れておき、日本語とベトナム語を即時に変換して、画面をお店の人に見せる方法です。言葉で伝わりにくいときは、画像検索の結果を見せて聞くのも有効です。そのためにも、ネットはいつでも使える状態にしておきましょう。また、食べ物の名前だけでも覚えておくと、注文がスムーズになります。
対策方法
- 食べ物の名前だけは覚えておく
- ネットにつながる状態にしておき、翻訳アプリや画像検索で会話する
- 観光で使う程度の英語は覚えておく
生活環境で気になること
衛生面や臭いが気になる
発展途上の部分も多く、ベトナムもまだ衛生面が十分に整っているとは言えません。
ベトナムにはゴミの分別がなく、ゴミは24時間いつでも出せるようになっています。日本と違って一年中暑い気候のため、ゴミを外に置いておくとどうなるかというと、虫がたかります。特にローカルの飲食店では、食事中にハエが集まってくることも珍しくありません。ハエがとまった皿やスプーン、食べ物を口にすると、虫を媒介とした感染症のリスクも高まります。
公共のトイレも、トイレットペーパーが備え付けられていないことが多いです。ウェットティッシュやティッシュは、常に持ち歩くことをおすすめします。
また、暑さの中に生ゴミが置かれているため、街中の臭いも強烈です。私は外の不快な臭いをリセットするために、アパートの部屋にアロマフレグランスや芳香剤を常に置いています。
郊外に行くと、道路工事用の材料がむき出しのまま放置されていることもあります。風で舞った細かい粒子を吸い込むと、咳が止まらなくなることもあるため、質にこだわるならマスクは日本から持っていくことを強くおすすめします。
対策方法
- 日本からマスクを持っていく
- フレグランスや芳香剤を家に常備しておく
- ウェットティッシュとティッシュは常に持ち歩く
交通事情が整っていない
ベトナムは、日本ほど信号が設置されていません。そのため、向かい側の道に渡るだけでも一苦労です。
歩道があっても、石畳が壊れていたり、穴があいていたりすることが多く、常に足元に注意しながら歩く必要があります。
また、ベトナムの人は朝が早く、学校や職場の通勤時間はおおむね8〜17時です。そのため、朝の8時前後と夕方17時前後は、子供の送り迎えをするバイクや、仕事帰りの車で道路があふれます。この時間帯を避けて移動するのがおすすめです。
道路を渡るときは、慣れている現地の方についていくのが一番安全です。どうしても一人で渡らなければならないときは、日本の小学生のように手を上げて、渡りたいことをアピールしましょう。
長距離の移動には、配車アプリのGrabが便利です。アプリで簡単に車を呼べるうえ、料金も格安です。登録は、日本にいるうちに済ませておくことをおすすめします。
対策方法
- 通勤・退勤の時間帯を避けて移動する
- 現地の方と一緒に渡るか、手を上げて渡りたいことをアピールする
- Grabで配車して移動する
騒音が気になって、生活リズムが崩れてしまう
ベトナムは日本と似て助け合いの文化が根づいています。ただ、周囲に気を使う意識は日本ほど強くなく、朝晩には大きな音が平気で鳴っています。
朝は6時ごろからダンスの音楽が聞こえはじめ、夜は仕事帰りの人たちが、22時ごろまで趣味のカラオケを楽しんでいます。その声が、そこらじゅうから聞こえてきます。
一方で、周りが静かになる時間に合わせて眠るようになるため、日本で夜型だった人でも、自然と朝型に変わっていく方は多いのではないかと感じました。
それでも朝型に切り替えられず、音が気になる方は、イヤホンや耳栓を日本から持っていくことをおすすめします。私は、AirPodsのノイズキャンセリング機能を使って寝ています。
また、私が住んでいるのは人口の多い都市部ですが、少し離れた郊外に行くと、静かな印象です。エリアを変えて住むのも、選択肢のひとつかもしれません。
対策方法
- AirPodsのノイズキャンセリング機能か、耳栓を日本から持っていく
- 現地の人と同じ朝型の生活リズムに合わせる
- 静かな郊外に住む
ベトナム移住で感じやすいデメリット
ベトナム移住で感じやすいデメリットを、私の体験をもとに5つご紹介しました。
- 日本のものを揃えるにはお金がかかる
- 日本語も英語も通じないお店が多い
- 衛生面や臭いが気になる
- 交通事情が整っていない
- 騒音が気になって、生活リズムが崩れやすい
どれも、日本との環境の違いに戸惑いやすい点ですが、事前に知っておけば、ほとんどは準備で対策できます。マスクやイヤホン、こだわりの日用品は日本から持っていく。翻訳アプリやGrabは、出発前に使えるようにしておく。そして、日本の商品を現地で買う分も見込んで、資金には余裕を持たせておく。この3つを押さえておくだけでも、移住後の暮らしはかなり楽になります。
もちろん、ベトナムには物価の安さや人の温かさなど、魅力もたくさんあります。デメリットだけで判断せず、メリットと合わせて、自分に合う暮らしかどうかを考えてみてください。この記事が、ベトナム移住を検討している方の参考になれば幸いです。

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